環境学習講座開催

「 七尾湾のアマモ ~みて、さわって、かじってみよう~」

日 時:2022年 5月8日(日) 14:00~16:00

場 所:のと里山里海ミュージアム 

講 師:一般社団法人わくわく自然科学館  登美 鈴恵

主 催: のと里山里海ミュージアム

アマモ場のはたらきと七尾湾のアマモ場を説明
   みて、さわってみましょう!                ↑ 能登島海域で採集したアマモ

  かじってみると「甘さは、ほとんど感じない」「ちょっとだけあまいかな?」

アマモの葉に付着しているものを顕微鏡で観察
ウズマキゴカイがびっしりついています。(ウズマキゴカイ:環形動物門多毛綱定在目カンザシゴカイ科。体節数 15~20で,直径2~3mmの右巻きの白い棲管の中にすむ)
標本にしたアマモの説明。タチアマモは、1m50cm~2m位

木を切る、枝打ち体験

2022,3,21(月)祝日13:30~16:00

場   所: 七尾市西三階 山林

講 師: 吉田 和人、浦辻 大、 村本 豊

    植林から伐採までの林業サイクルを説明

 林業についての説明と「伐採や枝打」の作業体験に関する注意をする講師

   林の中に入り体験開始。

ノコギリ体験では、何回もやってみたいと希望者続出。     木登り体験に挑戦。

 林業体験を終えて集合! 後ろを見ている子は、木に登っている講師が気になった為

<参加者の感想>

 ・ 長い年月をかけて、木の管理をする大変さが少し分かった。

 ・ ノコギリ体験は難しかったが楽しかった。もっと切りたかった。

 ・ 学校の授業で「林業について」学び、今回は体験でき良かった。

身近な薬草を学ぼう!   

2021.8.1(日)10:00~12:00

場所:七尾市西三階町集会場と西三階町集会場近辺の林

講師:西井武秀 先生 石川県自然解説員研究会専門委員

金沢大学ジュニアドクター育成塾 シニアメンター

タイムスケジュール

10:00~10:05 講師紹介 (集会場内)

10:05~10:40 薬草について講座(集会場内)

10:40~10:45 野外観察用持ち物配布      

10:45~11:25 薬草観察 (西三階町内森林) 

11:30~11:40 振り返り学習(集会所内)

事前にドクダミについて調べたことを発表する児童  西井先生による薬草の講義    

        神社横で薬草の説明を受ける児童と保護者

ツボグサ:シソ科ウツボグサ属の多年生、日本全土の山野の草地に自生する植物。   花穂の形が、武士が矢を背負う「うつぼ」に似ていることから、「ウツボグサ」との名前が付いたといわれています。利尿・消炎作用により肝臓炎や膀胱炎、むくみの改善に役立つとされている。

蜂に注意しながら歩く児童と 保護者    ヤマウルシ: 樹液に触れるとかぶれる 

オウレン(黄連) キンポウゲ科             オウレンの根茎

漢方薬・生薬大辞典より : 根茎を乾燥し、消炎、健胃、鎮静などの効能があり、食欲不振、腹痛、下痢、意識障害、不眠、鼻血などに用いられています。 https://www.kigusuri.com/kampo/jiten/shouyaku/ouren/

  薬草をたくさん採集しました。          サルトリイバラの実 

サルトリイバラ【猿捕茨】 ユリ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。高さ1〜2メートル。 茎は節ごとに曲がり、とげがある。葉は卵円形。雌雄異株で、初夏に黄緑色の小花をつけ、実は熟すと赤い。 根茎は漢方で、解毒、消炎、利尿剤となり、腫れ物、出来物、ニキビ、浮腫などに用いる。 https://www.kigusuri.com/kampo/medicine/medicine-sa003.html

ふり返り学習(集会場内)

 薬草の押し花をする児童      ファイルアルバムに薬草を貼り薬草名 を記入

押し葉をする児童と保護者            薬草の葉をカットしてファイル

   七尾市西三階町で観察した薬草                

  親子で「薬草押し葉」を完成          西井先生に質問する児童

「身近な薬草を学ぼう!」を終えて

<主催者より>

 西井先生が事前に森林の中の薬草に名札を付けて下さったので、児童は薬草名を覚えやすかったようです。薬草の臭いやドクダミ茶を飲んで、身近に薬草が多種あることを学んだ。 講座は全体を通して、小学校の児童が興味・関心を持つよう工夫があり、講師の導入や解説が分かりやすかった。

<参加者の感想>

薬になる色々な葉っぱを学べて良かった。 ・山に行った時、けがをしたら教えてもらった葉っぱを使おうと思った。 ・思った以上に、身近な薬草が知れた。覚えた薬草を忘れないようにしたい。 ・いつも見ている草が薬草になると教えてもらいおどろいた。身近にたくさんの薬草があることをしって勉強になった。 ・ドクダミについて、事前に調べ予習できて良かった。ドクダミ茶おいしかった。 ・薬草の名前の由来を聞いて、興味がもてた。林の中にチョウや虫がいて楽しかった。・落ちていた枝も拾ってかえった。いろいろな生き物を見つけられてうれしかった。

 

                       

ビオトープと木道をつくりました

木材を一定の間隔で角材の上に のせる方法を学ぶ

電動ドリルドライバーの使い方を習う

電動ドリルドライバーを使うコツが分かり、次々とネジをさす 子どもたち

木道の上を歩き安定性を確認。 木道完成 !! 右側がビオトープで木道を歩きながら観察できます。

<子どもたちの感想>

・はじめは、むずかしいと思ったが、作っていると楽しくなってきた。

・大人のひとが、わかりやすく教えてくれた。 なった。友達に教えてやりたい。

・電動ドリルをもっともっと使ってみたく なった。友達に教えてやりたい。

・きれいに仕上がった。簀子(すのこ)の木道はいい。

・歩いていると楽しい。気持ちいい。

・自分たちが作ったので、簀子の横に自分の名前を書けてうれしかった。

・完成してうれしい。

・友達に見てほしい。

<講師の感想>

・子どもたちは、木道作りにとても興味を持ってくれた。

・電動ドリルドライバーの使い方の覚えがはやい。楽しみながら作っていた。

・木の心地よさと利用価値を学んだようだ。

・子どもたちは、やる気を出して取り組んでいた。

・教える方も張り合いが出た。